愛猫の名前はどうやって決めましたか?
猫と暮らすうえで、名前はとても大切なもの。
見た目や性格、出会ったときの印象から名前を考える方も多いですが、実は「猫にとって聞き取りやすい名前」があることを知っていますか?
可愛い響きやユニークさだけでなく、猫の耳に届きやすく、覚えやすい名前を選ぶことで、猫とのコミュニケーションがぐっとスムーズになります。

・はっきり聞き取れる名前を選ぶ
まずポイントとなるのが、「母音がはっきりしている名前」です。
猫は人間とは少し異なる音の聞こえ方をしており、「アイウエオ」の母音が明瞭に発音される名前は、特に聞き取りやすいとされています。たとえば「モモ」「ミミ」「ポコ」「レオ」など、音がはっきりしていてリズム感のある名前は、猫にとっても認識しやすくなります。
なかでも「イ」や「エ」の音は高めの周波数で、猫の聴覚に届きやすいと言われています。
また、「タチツテト」などの破裂音もはっきり聞き取りやすいと言われています。

・名前の長さも大切。2〜3音の短めがベスト
次に意識したいのが、「名前の長さ」です。人間の赤ちゃんの名前と同様、猫の名前も2〜3音程度の短いものが理想的。
長すぎる名前は猫が覚えにくく、呼びかけても反応しにくくなることがあります。
たとえば「チビ」「ココア」「ナナ」など、短くシンプルな名前は呼びやすく、猫の耳にも届きやすいメリットがあります。

・バラバラな呼び方をせず、一貫した呼び方を心がける
そしてもうひとつ大事なのが、「一貫した呼び方」をすること。
せっかく名前をつけても、家族の中で呼び方がバラバラだと、猫が混乱してしまいます。
「モモちゃん」「モモたん」「モー」などと変化させて呼ぶのではなく、家族全員で同じ呼び方に統一することが、猫の安心感にもつながります。

・まとめ
猫は自分の名前を、意味よりも「音の印象」で覚えていると考えられています。
だからこそ、聞き取りやすく覚えやすい音、そして毎日一貫して呼んでもらえることが重要です。
これから何年も一緒に過ごす大切な家族だからこそ、猫の耳と気持ちに寄り添った名前選びをしてみてはいかがでしょうか。
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