キャットフード(猫餌)は、ドライフードとウェットフードの2種類があります。
一般的にドライフードは栄養バランスに優れており、
ウェットフードは水分含有量が多く、風味が良いのが特徴です。
ドライフードは、そのまま与えるよりもふやかして与えた方が、
いくつかのメリットがあります。
この記事では、キャットフードをふやかすメリット・デメリットと、正しいふやかし方についてご紹介します。
キャットフード(猫餌)をふやかすメリット
キャットフード(猫餌)をふやかすメリットは、主に以下の3つです。
食べやすさがアップする
消化吸収が良くなる
水分補給に役立つ
食べやすさがアップする
ドライフードは、そのまま与えると硬くて食べにくいことがあります。
特に、高齢猫や歯が弱い猫は、ドライフードを食べにくく、食欲が落ちてしまうこともあります。
ドライフードをふやかすと、柔らかくなって食べやすくなります。
そのため、高齢猫や歯が弱い猫でも、無理なく食べられるようになります。
消化吸収が良くなる
ドライフードは、水分含有量が少ないため、消化吸収が悪くなることがあります。
特に、子猫やシニア猫は、消化器官が未発達または衰えているため、消化吸収が悪くなりやすいです。
ドライフードをふやかすと、水分含有量が増えるため、
消化吸収が良くなります。
そのため、子猫やシニア猫の成長や健康維持に役立ちます。
水分補給に役立つ
猫は、もともと水をあまり飲まない動物です。
そのため、水分補給が不足しがちです。
ドライフードをふやかすと、水分含有量が増えるため、
水分補給に役立ちます。
特に、高齢猫やシニア猫は、水を飲む量が減る傾向があるため、水分補給が重要です。
キャットフード(猫餌)をふやかすデメリット
キャットフード(猫餌)をふやかすデメリットは、主に以下の2つです。
噛みごたえがなくなる
歯周病のリスクが高まる
噛みごたえがなくなる
ドライフードは、噛みごたえがあり、歯の健康維持に役立ちます。
しかし、ドライフードをふやかすと、噛みごたえがなくなるため、歯の健康維持に役立ちません。
そのため、ドライフードをふやかして与える場合は、歯磨きなどのケアも併せて行うようにしましょう。
歯周病のリスクが高まる
ドライフードは、歯にくっつきやすく、歯垢や歯石の原因となります。
しかし、ドライフードをふやかすと、歯にくっつきにくくなるため、歯周病のリスクが高まることがあります。
そのため、ドライフードをふやかして与える場合は、歯磨きなどのケアも併せて行うようにしましょう。

キャットフード(猫餌)をふやかす正しい方法
キャットフード(猫餌)をふやかすときは、以下の手順で行ってください。
フードボウルに、猫の1食分の水を入れる。
水の量は、フードがかぶるくらいが目安。
ドライフードをフードボウルに入れ、水とよく混ぜる。
5分ほど置いて、フードがふやけたら、食べさせよう。
ただし、ドライフードの種類によっては、
ふやかすと崩れてしまうものもあります。
その場合は、ふやかす前に、手で少し潰してから与えるようにしましょう。
また、ドライフードをふやかす時間は、
フードの種類や大きさによって異なります。ふやけすぎないように、様子を見ながら調整してください。
まとめ
キャットフード(猫餌)をふやかすと、食べやすさがアップしたり、消化吸収が良くなったり、
水分補給に役立ったりするなどのメリットがあります。
しかし、噛みごたえがなくなったり、
歯周病のリスクが高まったりするなどのデメリットもあるため、注意が必要です。
キャットフード(猫餌)(をふやかすかどうかは、猫の年齢や健康状態などに合わせて、判断するようにしましょう。
