【ネタばれあり】映画 猫は抱くもの 感想

皆さんは、猫が登場する映画って観ていますか?

私は猫が大好きで、ついつい“猫が主役”と聞くとチェックしてしまうタイプです。
今までで一番心に残っているのは、2016年公開の『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』。
これはノンフィクションで、薬物依存から抜け出せずにいた飼い主が、ある日出会った茶トラの野良猫・ボブに救われていく物語です。

もう、このボブが本当にかわいくて…。
猫さんのシーンがたっぷりあるので、猫好きにはたまらない一本。
観ていない方にはぜひぜひおすすめしたいです。

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さて、今日お話ししたいのはこの名作ではなく、2018年公開の日本映画『猫は抱くもの』。
ここからは、猫好きとしての正直な感想を書いていこうと思います。

この作品、キャストはとっても豪華なんです。
沢尻エリカさん、吉沢亮さんが主演で、当時水曜日のカンパネラのボーカルだったコムアイさんも出演していました。

ドラマチックなのは、沢尻エリカさんが人間、吉沢亮さんがロシアンブルーの“猫役”を演じているところ。
人間が猫のしぐさを表現するという難しい役どころなのですが、吉沢亮さんはしっかり“猫らしさ”を表現していて、そこは魅力的でした。

――が、ここからが猫好きとしての正直な気持ちです。

ネタバレになってしまいますが、脚本がどうにも物足りない…。
猫を人間が演じるという設定のせいか、全体のトーンがミュージカルっぽく、映画としてみると「これはちょっと…」と思ってしまいました。

本物のロシアンブルーも一応登場はするのですが、出番はかなり少なめ。
猫メインの映画ではありません。

さらに物語は、沢尻エリカさん演じるアラサーの元アイドルの人生ドラマへ比重が傾いていき、猫が画面から消えたままストーリーが進行し……
気づいたらスナックでカラオケを熱唱し泥酔して叫ぶという、どこかで見たことのある展開まで出てきます。

猫を期待して観た私は、正直ちょっとしんどかったです。

「かわいいロシアンブルーの猫を堪能したい!」
そんな気持ちで観る方には、残念ながらおすすめできません。

この作品は“猫映画”ではなく、
「沢尻エリカさんの美しさをじっくり楽しむ映画」
だと思います。

沢尻エリカさんのファンの方なら間違いなく楽しめるはず。

劇中歌の『ロマンス交差点』はとっても良かったですよ。

(猫は関係ありませんが……!)

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